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2006.11.14

情報の教材

イジメ動画の事件報道もピークは過ぎたようだと思ったところで、毎日新聞に「ネットいじめ:匿名性が陰湿さ助長 学校対応追いつかず」という記事がでた。これは色々な意味で教科情報の教材になる。

イジメ動画がネット上に公開されるという事件が表面化したのは、日本では初めてでないだろうか?(これは重要なことではないが、どうなのか気になる点である。)

こういう事が起きるであろうと言うことは、予測されてきたことではあるが投稿者自身が、すぐに特定できる形でということは誰も想像していなかったと思う。多くの場合は、関係者から事情を聞かないと特定できない形になることを予想していたのではないだろうか?

そういう意味では、加害者はメディアリテラシーを持っていなかったので、どういう事が予想されるかということを考えられなかったのだろうと推測できる。また、投稿者を特定しにくい形でアップロードしていたのならば、スキルの悪用という考え方もできる。

この点からも、児童生徒への情報教育の重要性を考えさせる事件ともいえる。

また、この記事は情報を扱う上でのチェックの重要性も教えてくれる教材になる。

北海道立の高校(札幌市)で撮影されたいじめ現場の映像が、今年3月にネット公開され、今月になってから抗議電話が殺到した問題が発覚したが、この高校はネット公開から映像を半年以上放置していた。
同校には今年6~7月ごろ、いじめ画像が流れているとの指摘が外部からあった。しかし、学校はいじめがあった昨年10月、いじめた生徒を注意し、中心にいた女子生徒1人が自主退学、男子生徒1人が転校したため、いじめは収まったと判断。画像について特に対応は取らなかった。

上の記事は今回の記事で、下の記事は事件発覚直後の記事である。気になったのは、学校が事実を把握してからの期間の部分である。

6月に学校が把握したとしても6ヶ月目である。半年以上と書くだろうか? 普通は約半年と書くのではないだろうか? そうすると、考えられることは、上記の記事は3月から数えて半年以上と記者は書いてしまったのではないかと推測できる。

そうすると、今回の記事の記者は、自社の記事もきちんとチェックしないで、この記事を書いてのではと思ってしまう。

そう考えると、メディアの流す情報のチェックの重要性を考える教材にもできる。

すぐに消えてしまうので、教材として利用しようという方は、何かの形ですぐに保存していた方がよいでしょう。

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