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2006.01.01

社説:特急転覆 安全管理で浮ついてないか

毎日新聞社の社説があちらこちらで話題になっているということなので読んでみた。

話題になるだけのことがあるなというのが正直な感想だ。全文引用しても仕方ないので、部分的にに引用しながら気になる点を上げてみよう。

突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、事前に気配があったはずだ。

あちらこちらで指摘されているが、こんなことができる人間がいれば、科学的な天気予報はいらない。北国の冬を知らない人間が書いたのだろう。(確かに、その土地の天気をよく当てる人がいるけど、ごくわずかな人しかいないでしょ)事実、そこを走っていた運転士の人たちの間でも、そこでの風に対する危険度の認識が違っている。

脱線現場の安全性、現役・OB運転士で異なる見方

五感を鋭敏にして安全を確認するのが、プロの鉄道マンらの仕事というものだ。
現場では計測値が5メートル低いと安心していたのなら、しゃくし定規な話ではないか。

この2点も分からない批判だ。この運転士の方が怠慢なことをしていたという証拠もないのに社説としては不適当ではないか? 現場の判断で勝手にルールを変更したら混乱するだけではないのか、その辺をどう考えているのだろうか? それこそ尼崎の事故もそれが原因の一つと思われていることを忘れてしまったのか?(制限速度以上の運行も勝手なルール変更ではないか)

ダウンバーストを予見することは無理なのにということで社説を批判しているブログも見かけたが、ダウンバーストについては30日版の記事なので、この社説を書いた時点では記者は突風という認識で書いたと思う。

ただ一部報道では、気象データから雷雲の存在がわかっており竜巻の可能性は指摘されてはいた。

それと気になるのはこの記事である。毎日新聞の社説を意識した書いたのだろうか、ダウンバーストと飛行機の関係を書いてあるのは評価できるが、地球温暖化と結びつけるのはやりすぎではないか? せめて、「自然の前では人間は謙虚であるべきだ。」位にして欲しかった。

朝日新聞は竜巻説をとるようですが、事故調査委員会の内部で意見が分かれているのか、調査の結果ダウンバーストではなく竜巻の方が可能性が高くなったということなのか、どちらなのでしょう?

これらの記事をまとめておくと、情報Cや課題研究の教材にならないかだろうか?

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コメント

読売新聞からです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20051230i112.htm?from=main1

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JR羽越線の脱線・転覆事故で、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は30日、事故は「マイクロバースト」など局地的な気象が原因になった可能性が強いとして、新たな事故調査官として、気象庁観測部の調査官を任命することを決めた。
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この記事からすると、まだ竜巻ともダウンバーストとも断定していないのじゃないかな?

読売が一番冷静な記事を書いているの?

投稿: 薬師 | 2006.01.02 17:17

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