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2005.05.07

天王星

ATOKでは、「てんのうせい」と入力しないと「天王星」と変換してくれません。

「天王星」は「てんおうせい」が正しい読みだが、「てんのうせい」のほうの読みが一般化してしまっていると記憶しているが、googleで検索してもそのような記述が見つからない。

google村八分か、記憶違いか知りたい。

手元の理科年表の索引だと「てんのうせい」のような気がするが由来からして、「てんおうせい」が正しいと思うが、誰かご存じの方はいらっしゃらないでしょうか?

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コメント

はじめまして。

天王星は「てんのうせい」が正しくて、「てんおうせい」は、まちがっているとは言わないまでも、現代的な「つづり字発音」だと思いますよ。

「天王星」という名前は、当然この惑星が発見されたあと日本語に訳されたものですが、「天王」ということばは昔からあって、ずっと「てんのう」と読んできました。「天王」を含むことばもみんな「てんのう」と読んでいます。天王山(てんのうざん)、天王寺(てんのうじ)、四天王(してんのう)、牛頭天王(ごずてんのう)、という具合です。

なぜ「てんのう」と読むかと言えば、これは「てんおう」の連声(れんじょう)だからです。「観音」を「かんおん」ではなくて「かんのん」と読むのとおなじです。「天」が「ん」で終わり、「王」が「お」という母音ではじまっているので、子音と母音が結びついて「の」になります。「ten」+「oo」が「tennoo」になるわけです。「n」がひとつ増えていますが、これは拍の数を保つためにこうなるのでしょう。「tenoo」だったら「てのう」になって3拍のことばになってしまいます。「n」+母音で「n」を重ねるのは外国語にも例があります。旧かなづかいなら「てんわう」ですが、これで昔は「てんのう」と読みました。このように、昔の日本語は、文字ごとに切りはなして読んだわけではなかったのですが、現代では、文字に比重があるからなのか、漢字1文字ずつ切りはなして読む傾向があります。ですから、現代的な「つづり字発音」として「てんおうせい」という読みもできてしまったのでしょう。

投稿: ゆみや | 2005.05.08 03:49

投稿: Toby | 2005.05.08 17:41

投稿: ゆみや | 2005.05.08 17:55

ゆみやさん、コメントありがとうございます。
僕の記憶の方が逆だったということですね。ありがとうございます。
「読み」が揺れるのはいいのですけど、元々の「読み」がどちらかいうことは結構気になります。

Tobyさん、僕も辞書のたぐいをいくつか調べたのですけど、両方の表記があるもの方が多いようです。

投稿: 薬師 | 2005.05.08 22:35

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